お歳暮は、年末に贈る贈り物を指します。お世話になった方へむけて、感謝の気持ちを込めて贈りましょう。
お歳暮を贈る場合の掛け紙(のし紙)は、「のしあわび」ありの水引紅白5本、もろわな結び、表書きは「お歳暮」「御歳暮」を使用します。大げさにしたくない場合や、物理的にのしをつけることが難しい場合には、短冊のしを使用します。北海道では、この短冊のしを使用する場合が多いです。
表書き:お歳暮・御歳暮
水引:紅白 もろわな結び
のし付短冊も使用します。
お歳暮を贈る時期は、一般的には12月初旬から25日頃まで。 百貨店などでは、11月に選んだ品物も12月の指定した時期にお届けすることができます。 こうしたサービスを利用して、贈るお品物をしっかりと吟味をして選び、余裕をもって贈るようにしましょう。
もし、どうしても年内に贈ることが難しいという場合は、松の内が過ぎてから、「寒中御伺」として贈ります(立春前日まで)。また、同じく冬の贈り物として元日から1月7日頃まで「お年賀」「御年賀」も使用します。
先さまが喪中の場合は、四十九日(忌明け)を過ぎてから贈ります。紅白のもろわな結びで贈ることが気になる場合には、白無地の掛け紙や短冊を使いましょう。また、贈り主が喪中の場合も同じく、忌明け後になるよう時期をずらして贈ります。
お返しはかならずしも必要ではありませんが、礼状は差し上げましょう。お返しをされる場合は、「お歳暮」として贈ります。